2012年 2月 19日

「アイヌ語で動物園かんさつ」を行いました。

動物の生態や、動物園ならではのお話を交えながら、

アイヌと動物との関わりを学ぶイベントが開催されました。

 

まず、ゴマフアザラシがホッケを食べる様子を観察。

 

一方、アイヌはどのようにアザラシを利用してきたのでしょうか。

帯広百年記念館の内田祐一学芸員からのご紹介です。

肉や皮だけでなく、胃袋なども加工され、余すところなく利用していたのですね。
(写真のアザラシの皮でできたブーツは、アイヌのものではありません。)

 

 

さて、同じく帯広百年記念館の池田亨嘉学芸員からは

動物の形態や生態について伺いました。

ここでは、エゾフクロウの足や羽に隠されたヒミツに迫りました。

 

そして、「サル山」を観察。

意外にも「サル」という言葉は、アイヌ語に由来しているという説が有力だそうです。

思いもよらないところに、アイヌとのつながりがあるのですね。

 

「アイヌ語で動物園かんさつ」は来年度も開催されます。

ご興味のある方は、ぜひご参加ください。